静岡県沼津市在住D.Kさん(26歳)
今の彼女と付き合うようになったのは、元々は出会い系だったのですが、
そこで彼女の相談に乗っているうちに…というもの。ま、よくある話では
ありますが、そんな理由から恋愛関係に発展しました。彼女の悩み、それは肥満。
その時はまだ会った事がなかったのですが、LINEで彼女はその事で大変な
苦しみを抱えていました。昔から、
『小さい人には小さな悩み、大きな人には大きな悩み』なんていいますが、
同じ程度の悩みであっても人それぞれに悩みの捉え方が違います。
他人から見れば些細な悩みも本人にとっては生死を左右する悩みである
場合もあります。だからこそ悩みというものは自分で抱え込まないで、
誰かに話すと楽になるものなのです。彼女にも同じような事を言いましたが、
中々理解してもらえませんでした。
では一度会ってゆっくり話そうよと、何度か言いましたがそれも容易に
かないませんでした。促し続けてようやく会う事ができた時、やはり僕の
思っていたとおりだと感じました。彼女は自分の事をデブでブスと
言い続けていましたが、彼女はデブなどとは程遠い、単なるぽっちゃりでした。
それにブスでもない、かなり可愛い存在でした。高校時代に男子から
言われた事が心に残り、ほんの少しのお肉が肥満だと思わせ、自分は
ブスなんだと思い込んでいたのです。
「君がブスというならブスでもいい、デブだというなら
それでもいい、僕はそれが好きだから」
僕は初対面のその場で付き合ってほしいと言いました。